アール学派
フォーラム型の学術系サイト!? 社会学、経済学、経営学などの社会科学系が中心。 フォーラム型とは、複数人の執筆によるサイト運営です。みなさまのTB・CMは、歓迎いたします。ご自由にどうぞ。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
方法論的な価値論争:(1)J,ロビンソンは使徒会へ入れたか?(Yu-ta)
ジョーン・ロビンソン(Joan,Robinson.)と言えば、日本でもなじみの深い経済学者で、昨今はともかく50年前までは女流の経済学者というのは他にはローザ・ルクセンブルグくらいしか有名人はおりませんのである意味では貴重な人であった訳です。ということでお約束からまりますと、J.ロビンソンとローザ・ルクセンブルグはどちらが美人かであったか?という事が非常に重要性を帯びてくるのですが、如何せん前者の写真しかみたことありませんし、しかも写真はかなり婆さんだったの判定不能。誰か教えてくれぃ!
さて、ロビンソンの価値についての指摘は次のような事を言っています。
(今日の社会学の使命は)『イデオロギーの原由を発見し、その様態(モード)と、イデオロギーへの適応の結果とについて研究し、そうすることによってイデオロギーを合理的な批判に従属させることである。あまりにもしばしば科学者たろうとする人々までがこの第一段階(イデオロギーの形成と強化という役割:Yu-ta注)で作業をしており、特定の利害関係につかえる何らかのイデオロギーを宣伝してしまっているのだ』
彼女は、このように科学としての側面と、イデオロギーとしての側面を共有する経済学の学説を批判するわけです。科学的な事と、イデオロギー、すなわち個人の価値観に依存する場合とは切り離して考えなければいけないと言い、彼女自身はいずれの価値観に加担せずに、それぞれの学派のいう事を吟味してみる。すると、その後に何某か得るものがあるとすれば、その学説は”有意義だ”とでもいいましょうか、価値あるといいますと価値とは何ぞやとなりますし、意味ある有効なというと科学は有効/無用の基準で述べれるかという問題もありますので、まぁそういう事にしておきましょう。ともかくも、そういうふうに非常にフロコロが広い態度な訳でして、フトコロが寂しいYu-taとは次元が違うわけです、トホホ…
いずれのイデオロギーからも解放されてこそ、はじめて学説をある程度客観性をもって評価できるのです。ただし先ほどに引き続いて次のように言っています。社会科学って人間様の行動を扱うのであって、γ線やら南極ペンギンをを対象としているわけじゃない。学者だって同じ人間なんだし、同じ人間を扱うときに客観的なんてムリ!ぜったいムリです、えぇ。それにあれでしょ、観察対象のフツーの人は、フツーに価値判断をビシバシやって生活しているのに、それを説明する時に、その部分を抜いたらイミフメーじゃん。
というふうに言うかどうかはともかくも、よく解らなくなってきましたが要はアレです。”Cool Head Warm Heart” ちゅぅやつですかね。
経済学と言うのは単に人がモノとカネを交換している、という事実の動きだけを観察するのではなくって、その動きが、どんな思いからかを理解しなくてはいけない。ただし、科学というのは誰でも通じるところがなくてはダメなので、自分はこう思うから善し(悪し)という価値観を反映したものではあってはいけないし、同時に色々な立場があることを教養としてもっておいて、フェアであるように。という思いかな~と。でもそれって神様くらしか出来ないっぽいっていうか、そもそも神の存在云々という事自体が事実かどうかわからないし、困ったな~。とりあえずメシにでもすっかっ!!という感じであります…  (・・;

J.ロビンソン 宮崎義一訳 『経済学の考え方』 岩波書店、1966(絶版)
J.ロビンソン 佐々木斐夫・柳父圀近訳『社会史入門』、みすず書房、1972(絶版)
J.ロビンソン 川口弘訳『ケインズ雇用理論入門』巌松堂出版 、1979(絶版)(※7&Yで買えるかも??)
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://risblog.blog14.fc2.com/tb.php/16-c1656ee7
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 アール学派 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。