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『文明論之概略』を読んで、ふと思う(夢幻人)
とりあえず、3つほどあります。
戯言なので、この先は絶対に読まないように・・・
■起源
人類の移動と文明の創造を考えると、最近AU関連の話題がありましたが、なぜ西欧だったのかと疑問に思います。西欧至上主義的な思考としての高度な文化や文明が、なぜ西欧諸国で発生し、発展していったのかについて紐解くと、わが師は中世・近世において、いわゆる税制の問題を取り上げていますが、それも一つの視点と考えます。また、私としては、現有資源とその利用可能性についても大いに関連していたと思いますし、そうでないとも言えます。例えば、西欧から離れた地域(インドやエジプトなど)であっても、数学などの高度な技法は、あったのにもかかわらず、過去の時点で、西欧諸国が圧倒的優位に立っていたかということです。もちろん、現在においては、先発の利点が存在するため当然ですが。また、今では文明に欠かせない石油を持っている中東地域であっても・・・。
世界史では、火薬、活版印刷、羅針盤、蒸気機関の改良など、高度な文明への発展を象徴する物品が出てきますが、果たして何が原因だったのだろうと、ある種、鶏卵論争的で、回答のないようなことを思索してしまうものです。
まあ、世の中は、そして過去も未来も分からないことだらけです。

■精神
これは、非常に不可解なものでもあります。わが師は、外形と精神をそれぞれハードウエア、ソフトウエアと区分していますが、より可視的で規定された物体として、前者は非常に分かりやすいのですが、後者の話となると別です。抽象的な事象としては理解できますが。その内訳については・・・・もちろん、程度や水準については、既知の問題として、それ以上ですが。なにせ、簡潔に規定すれば、ハード以外=ソフトですから・・・難しいです。

■養成・伝承、未来に向けて
日本国内では、人口問題、団塊の世代の問題として技術の養成・伝承が盛んに言われている昨今ですが、突き詰めていけば、場合によっては、職場教育なども含まれると思いますが、日本の教育制度にまで至る問題です。明治期に見られたような国家100年の大計などといった視点は、もはや存在しないと感じる面もあります。ただし、技術論的な視点としての教育のみでカバーできないのが、思想や価値観の問題と言えます。特に、戦後において、道徳(修身)や思想・価値観というものが倦厭される教育現場なので。もちろん、中性的には扱われているとは思います。しかしながら、戦前のような押し付けではなく、それらを広く提供できる場としての存在意義は高いと思います。ただ一方において、価値多元的で複合・複雑な環境・状況(個の外側)や、多くの思想・価値観は、個人(外部・内面)を悩ませ、その行動を停滞させる原因ともなりますが。ブログなど個人による情報発信ツールのなどの拡大も含め、情報社会の洪水の中にいますしね。
このような状況下で、内部的及び外部的に受容される技術の養成・伝承は非常に難しくなってきており、いわゆる複合的な創造というものも難しいと言えます。
近年、ソリューションなどとかっこよく表現する企業がありますが、表面的な言葉に思えて、不快に感じます。ほとんどの場合は顧客不在(いささか語弊があり、乱暴な表現ですが)ではないでしょうか。
※語弊の内容については、クレーム問題における顧客の暴走や、真剣な取り組みをしている企業のことを一方的に無視しているからです。
また、広い範囲に視点を置けば、グローバル社会において、過去に積み重ねられた文明的能力をベースとした融合・分裂、開発・衰退が進行していますが。ただし、IT化の進行により、代替可能性が高くなったことによる差異の明瞭性や対応速度の短縮化の問題がありますが。
日本人は、創造性が乏しいと言われたことがありますが、実際はそうではありませんが、今後、どうなるのでしょう。
関連した別件では、個人的には、技術の出し惜しみをする企業は許せません。技術的な展開が見えているからといって、マイナーチェンジで少しずつレベルを上げ、ライフサイクルを確保しようとしていく小手先のやり方です。別の画期的な発明やサプライズをして欲しいと思います。冒険的とは言わないまでも、挑戦的でない企業の態度(悪く言えば弱腰)に不満を感じます。ある意味、消費が二分化している以上、企業には徹底的にこだわって欲しいものです。

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文明論之概略
福沢 諭吉

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